姿勢を改善してキレイになろう!
身近なヘルスリテラシーのコーナーです。今回の担当はGUSK専属トレーナーさんからです。
今回のテーマは『姿勢を改善するには?』です。
皆様はご自身の姿勢を改めて確認したことがありますか?姿勢が悪い定義的なものを設定するのは難しいところですが、一般的に猫背というワードが姿勢が悪いという認識になるのかなぁと思います。他にも、前かがみが多いことで胸が張れなくなることや、肩甲骨周りの筋肉の左右差によって肩が右(左)肩下がりになってしまうことや、骨盤の前傾によるものなどと姿勢を悪くしてしまう原因はたくさんあります。ご自身の姿勢を理解する中で一番の大きな問題点となるのは、
『姿勢の悪化の大きな原因は日常生活のくせにあるということです。ですから、毎日の生活習慣のなかで少しずつ姿勢が悪くなってしまうのです。』だと思います。
〇それではどうしたらよい?
日常生活のくせがででしまう一番の理由は、加齢や日々の活動不足による筋力の低下、デスクワークなどの同じ姿勢での状態が長く続くことによる筋肉の硬さ(血流ダウン)が原因となっているので、関連する筋肉にアプローチすることが狙いとなります。
ここでは、姿勢に深く関与している筋肉をいくつかピックアップし、トレーニングをすることでどんなメリットがあるのかという事と、実際行っている姿勢維持・改善のパーソナルトレーニングを紹介しながら話を進めていきたいと思います。
〇どんな筋肉が姿勢に大きく関与する?
①肩甲骨周りの広背筋&胸を広げる大胸筋
胸と肩甲骨は表裏の関係にあり、座っているときは胸が縮み、背中がずっと張っている状態になっているので、どんどん姿勢の悪化に繋がってしまいます。これをとは反対に胸を張り、背中を縮ませるトレーニングをすることで、肩甲骨の動きを出し、胸の張りやすい状態になります。
②骨盤の前傾を改善する内転筋と大臀筋
③姿勢を維持する起立筋&腹筋
骨盤が前傾してしまうと腰・お腹の筋肉が本来の力を出せなくなってしまいます。ヒップアップというのを目指してトレーニングすることで、骨盤周り&背中&お腹の筋肉の連動を日頃から起こせるようになります。
〇実際のトレーニング例
*胸を広げやすくする
ポイント
・肘をしっかりと伸ばすこと。
・トレーニング中は、胸は張った状態を常に意識すること。
*肩甲骨の動きをだす
ポイント
・肘からチューブを引く(握りすぎない)こと。
・真ん中の写真のように、引き切った状態でしっかりと胸は張る意識をし、数秒維持すること。
ご紹介した2つのトレーニングは、大胸筋(胸をはりやすくする)と広背筋(背中をおこしやすくする)にアプローチするもので、表裏の関係があり、組み合わせて行うと単体で行うよりも効果的なものとなります。参考にしてください。
〇姿勢は永遠のテーマ
スマホの急速な普及や新型コロナの影響での社会的な変化により、姿勢が悪くなりやすいシチュエーションが多くなったように思います。現在は、高齢者の姿勢の悪さよりも、社会人や主婦(夫)の方々のように、比較的若い年齢層に姿勢の悪さが際立って目立ってきています。前述したとおり、PCやスマホ、車社会などと筋肉を硬くしてしまう行動が多いのが原因ですので、仕方がない所はありますが、早い段階で姿勢に問題が生じると、早い段階(現状は高齢者が多い)で慢性腰痛や膝の痛みや、最悪は骨の変形による膝関節変形や、腰の狭窄症などのリスクが高くなり、生活にも支障がでてくるようになってしまいます。この状態で長生きしても楽しくないですよね。
YOUTUBEで動画見ながら運動、本をみてゆっくりストレッチ、または専門の施設で相談するなどといったことを少しでも早く行い、自分の身体に向き合い、身体メンテナンスを始めることをお勧めします。
GUSKでも相談は無料で行なっておりますので、お気軽に連絡下さい。